製品開発秘話

製品開発のコンセプト

四つの条件

フリーピッチラックロングの開発は、弊社独立を機に「入れやすい」「柔らかくつけやすい!」「切れない!」そして、最近は建設現場でも身かkることがある女性から「使いやすい!」と喜んでいただける商品を届けたい!との思いで商品を設計部分から見直すことを決意。

私が現場の声を聴いて新しく開発する商品の条件は4つ

1 3種類の鉄筋サイズを兼用
2 高引張強度
3 取り付けが簡単(女性にもつけやすい!)
4 安価な料金
 

設計の壁と新たな出会い

最初の課題

【設計の壁】
勢いよく4つの条件を上げましたが、肝心な設計図がありません。
20社以上に相談をするものの、話がかみ合わなかったり、
話を聞くなり断られたり、なかなか実現してもらえるところはありませんでした。
技術大国「日本」と呼ばれながらも実現してもらえる会社はないものかと半ばあきらめかけつつも、インターネットで「あなたの想いをカタチにします!考えていたモノがカタチになった!!」というフレーズのホームページを見て、ダメもとで相談しました。

【新たな出会い】
日暮里にあるその会社は建築資材の開発は初めてでしたが、私の4つの条件を聞き入れ、親身に相談に乗っていただきました。
相談から2日ほどで図面が届き、私が伝えきれなかった部分も設計に盛り込まれていました。それから幾度となく打ち合わせや修正を繰り返し、設計図が完成。ようやく金型を作り1つの試作品が出来上がりました。
 

第二の課題を乗越えて完成へ

予期せぬ出来事

【設計図では予測できなかったこと】
3種類の鉄筋サイズを兼用しつつ、高い引張強度と簡単な取り付けやすさを備えるためには実際に使用試験をしてみなければわかりません。引張試験を行い1度目は強度が足らず、試作品を改良して2度目の試験でクリア。
しかし、引張試験はクリアしたものの、その分、挿入部分がかなり硬く肝心な「取り付け簡単」には程遠い結果となりました。

【設計図を一から見直す】
「取り付けが田簡単!しかも女性にもつけやすい!」という条件のもと、思い切って一から設計を見直して、挿入部分を新たに改良。
製品の命である金型削り出し、もう一度手を加えました。
その結果、私、設計者、職人さんたちの想いが詰まったフリーピッチラックロングが完成しました。
 

ユーザー目線の商品を作るために

アペックス21はメーカーが自己満足で作る商品ではなく、ユーザー様(鉄筋工の職人様に喜んで頂ける商品開発を続けてゆきたいと思っております。実際に使用されたお客様から
・製品にしなりがあるから、めちゃくちゃつけやすい!
・力を入れずに簡単につけられる!
というお声をいただいております。ぜひともこの機会に、一度フリーピッチラックロングをご使用して頂き、その使い心地をたの商品と比べてみてください。